【祝初来日!】新進気鋭のUKプロデューサー、ジャックス・ジョーンズに独占インタビュー! 彼の音楽の礎とは?

【祝初来日!】新進気鋭のUKプロデューサー、ジャックス・ジョーンズに独占インタビュー! 彼の音楽の礎とは?

ヨーロッパを中心に世界のダンス・ミュージック・シーンでヒットを飛ばし続ける新進気鋭のDJ/プロデューサー、ジャックス・ジョーンズが、今月19日から自身初となる来日公演を行う。

2014年にリリースされたデューク・デュモン“I Got U ft. Jax Jones”が第57回グラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされたことにより、その名を世界に知らしめることになったジャックス。

そんな彼の初来日を記念し、rockinon.comではジャックス・ジョーンズへの独占インタビューを行った。

「ダンスっていうのは誰かのイメージを拡張して、感情を表現するのに優れてる表現方法だからね」とジャックスは語る。

彼のクリエイティビティを存分に感じさせてくれるインタビューを読んで、来日公演に備え、彼の人となりや多彩な音楽的バックグラウンドを予習していただきたい。

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Q1. まずは、初の来日公演決定おめでとうございます! 現在のお気持ちを訊かせてもらえますか?

楽しみだよ! 日本にはずっと行ってみたいと思ってたから、日本に行けるしライブはできるしでひとつ夢が叶ったよ。

Q2. 1987年のロンドン生まれということで、イギリス国内においても、また世界全体をみても様々なビッグ・ヒットや新しい音楽ジャンルが誕生した瞬間を多く経験されてきたと思います。アーティスト=Jax Jonesを形作った音楽的バックグラウンドを教えてもらえますか?

小さい頃から、色んなジャンルの音楽を楽しんで育ってきた。ティンバランドとか、ザ・ネプチューンズがチャートを賑わせてた時代だね。でもダフト・パンクも僕の音楽の基になってる。トレヴァー・ホーンもね……本当に色々だよ。僕の音楽を聴けば、それが分かってもらえると思う。

Q3. 2014年にデューク・デュモンと共に制作した“I Got U”が全英チャートとUSダンス・チャート1位を記録し、第57回グラミー賞(2015年)では最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされました。ノミネートの知らせを聞いた瞬間はどんなお気持ちでした?

自分の音楽がああいう形で認識してもらえるのはいつだって嬉しいことだよね。ものすごく衝撃的な経験だったけど、すごく興奮したよ。良い経験だったから、またノミネートしてもらえるように頑張ってるんだ!

Q4. その他にも、2015年リリースの“Yeah Yeah Yeah”が人気サッカーゲーム「FIFA 16」のサウンドトラックやApple WatchのCMソングに採用された他、エリー・ゴールディングやミッシー・エリオット、チャーリーXCXなど多くのアーティストのリミックスも手掛けていますね。様々な音楽的プロジェクトを経験されてきたと思いますが、今でも忘れられない最も嬉しかった瞬間、辛かった瞬間、それぞれを教えてください。

その時抱く感情はその時々で違うんだけど、自分のリミックスが選んでもらえて、音楽業界だけじゃなくて色んなところで使ってもらえるっていうのは素晴らしいことさ。僕のことを知らない人にも曲を聴いてもらえるってことだからね。新しいアルバムを作り始めてしばらく経つんだけど、辛い日々が続いても、これまでの経験を通してこれは一時的なものだと思って乗り越えられるよ。

Q5. 今回が初の来日公演になるわけですが、プライべートで日本に来たことはありますか? 今回、ライブ以外で足を運びたい場所があれば教えてください。

日本には初めて来たから、時間が許す限り色んなものを見て帰りたいね。正直言うと、食べ物とかローカルな文化とか、そういうものの方が興味あるんだ。

Q6. 公式サイトには、あなた自身が登場するパックマン(ゲーム)以外にも、キャラクター化したジャックス・ジョーンズをユーザーが自由に着せ替えしてSNSに投稿出来る機能(MAKE YOUR OWN JAX JONES CHARACTER)があったりと、随所にクリエイティビティやユーモアを感じることが出来ました。こういったアイディアのインスピレーションは、どこから受けることが多いですか?

僕のチームが良いアイディアを色々思いついてくれるんだ。始めは誰かがバカみたいなことを言ってるだけなんだけど、それが形になって、デカい案に変わっていく。チームのメンバーはみんなクリエイティブなんだよね。

Q7. 上記の質問にも関連していますが、音楽をビジネスとして捉え、ツアーや制作を継続していく上でのモチベーションはどこから湧いてくるのでしょうか? また、どのように維持されてますか?

今自分がやってることはずっと夢見てきたことだから、これからもずっと続けることしか考えてないよ。ここまで来るのに長い時間がかかったのと同じく、これからも色々な課題が出てくるんだろうけど、いつでもかかってこいって気持ちだね。

Q8. “Breathe ft. Ina Wroldsen”のMVを拝見して、ロンドン自然史博物館という歴史的な建造物の中で、最新のストリート・ファッションに身を包んだダンサーの男女ふたりが自由にダンスを躍る、という映像に「伝統と革新性のミックス、性差に縛られない自由な気風」というテーマを感じましたがこの解釈は正しいですか? これは常に意識されているテーマなのでしょうか?

このテーマをもとにすることは少なくないけど、例えばビデオの中で起こってることをどういう風に解釈するかを視聴者任せにするっていうのが大事だと思ってる。ダンスっていうのは誰かのイメージを拡張して、感情を表現するのに優れてる表現方法だからね。

Q9. 日本は1990年頃からハウス・ミュージックに対して根強い人気がある国ですが、初来日公演をライブハウスで行うアーティストはそこまで多くない印象があります。その意味でも今回の公演は画期的なものになると思いますが、どの様な公演にしたいですか? なにかサプライズをご用意されてたりするのでしょうか?

僕はただ、みんなに楽しんでもらいたいだけ! ライブの時にいつも言ってることなんだけど、僕が観客のみんなに何かを伝えるっていうよりは、みんなそれぞれに楽しんでもらいたいって思ってるんだ。ライブは毎回全然違うものになるからね。でも結局のところは、ただ盛り上げたいだけなのさ!





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